ikyoto.com 2月ITフォーラム     ネットファイナンスを始めてますか?                         kyonet.com        hide@kyonet.com   中村秀明  ネットファイナンスと言えば、インターネット上の金融ですから、銀行、証券  保険、消費者金融、また買い物したときのお金の支払いなど、いろいろな形で  お金の決済をするものが、対象となります。  本日はネットで買い物をしたときのお金の支払いについてと、インターネット  バンキングについて皆様の体験を共有しながら、ネットファイナンスを語って  行きましょう。   なお、ネットトレーデイングについては3月例会のITフォーラムでDLJ  ダイレクトSFG証券の国重社長がお話してくださいますので、それを楽しみ  にしたいと思ってます。  1.ネットで買い物をした時の支払いの方法    郵便振替、銀行振込、コンビニ支払い、駅などのとり置き支払い、    クレジット支払い、代金引換支払い、エスクローサービス支払いなど    があります。    ここでは京都モールを小田さんが実際に運営されてますので    京都モールのコンビニ支払いとクレジットカード支払いについて紹介して    頂きます。    (京都モール)     http://www.kyotomall.com ◎コンビニ支払いとは品物は自宅に支払いはコンビニへですから、郵便局へ     行く方は郵便振替、銀行を利用する方は銀行振込、コンビニに行く方は     コンビニ支払いとあり、ユーザの選択になります。         (例 2500円の石鹸1箱を京都モールで買った時の手数料)      郵便振替−−      銀行振込−−      コンビニ−−   ◎クレジットカード支払い     @京都モールのクレジットカード支払いはFAXでカード番号を連絡する      ものです。ホームページ上にカード番号を打つのにはアレルギーを持つ      方が多いので、利用されてます。          Aホームページからクレジット支払いをする場合はホームページに暗号化      の仕掛けが必要です。      またこのようなシステムを持つかわりにカード決済代行サービス(ソネ      ットなど)を利用する方法もあります。       Bクレジットカード支払いの利用者側の注意      *あなたのクレジットカード番号は受取人には記録されます。       信用がおける相手がどうか?      *上限を10万円までに常に抑えておく。      *なにを買ったかはいつでもチェックできるようにしておく。        オンラインやメモで。      *事故が発生したらカードを廃棄する。最高10万円の損失を決心して       利用する。3年ほど利用してますが、未だ事故には遭ってません。      ☆自分のカード情報をオンラインで知る。(例 セゾンネットアンサー)        https://netanswer.saisoncard.co.jp/Frm110000.html   2.ネットバンキング    特に個人を対象に考えますと銀行とのお付あいはATM利用で済んでいる方   がほとんどです。私もそうです。      そのような人々にとって現金の出し入れ以外はすべてインターネットバンキング   で用が足ります。   数字の金額や情報のやりとりはほとんどパソコンやi モードでOKですが、現金   の扱いにはATMが必要になります。   たとえばシテイバンクにおいて「ATM利用24時間無料」と言われても、ピンと   来ません。シテイバンクでは郵便局や提携した都市銀行のATMが利用できます。   夜9時までは先ず利用OKですが、現状はそれ以後は四条烏丸の京都支店に行く   必要がありますので24時間利用にはムリがあります。   24時間営業で誰もが思い浮かべるのはコンビニです。ですからコンビニを拠点と   したイトウヨーカドー銀行やソニー銀行などの異業種からの参入に新しいサービ   スが期待されてます。      コンビニにはATMがこれからどんどん設置されて行くと思われますので24時間   ATM利用も現実のものになるでしょう。(東京三菱銀行など)   情報のやりとりはほとんどパソコンやi モードでOKと言いましたが、口座開設   や振込み先の登録は相変わらず、署名、押印を求めてます。   変化の途中と考えられます。     金融ビッグバンとインターネットの活用により銀行業界ではジャパンネット銀行   と言う、ネット専業銀行がオープンしました。リアルの支店を持たない分経費が   かかりませんのでユーザに還元し差別化を計ろうとしてます。   金利比較では一番高い利子になってます。    http://www.nikkin.co.jp/kinri/bank.html これまでのリアルの銀行もネットバンキングを始めてますが、サービスが平日の   夜9時に終わるところと、365日24時間サービスをするところに分かれてます。   また、これまでにないサービスをするわけですから、経費がかかりますので、   口座維持手数料とか毎月の会費を取ってより進んだサービスを提供する方向に   なってきてます。   つまり預金するのもコストがかかるという考えです。   口座維持手数料は条件をクリアしますと無料になりますので自分にあった銀行を   選べばそのメリットを享受することができます。   以下の表を参考にしてください。   自分にあったバンキングの選び方(パワーポイント)   http://www.kyonet.com/docu/0213.ppt ☆住友銀行    http://www.sumitomobank.co.jp 都市銀行大手の住友銀行を見ても分かりますが、インターネットバンキングは    ついでのやってるものでは決してありあません。窓口に来て貰う顧客よりも   ネットバンキング利用顧客の方に振込み手数料が安くなってます。   つまり歓迎してます。  ☆スルガ銀行ソフトバンク支店、ソネット支店        http://www.surugabank.co.jp リアルの地銀とソフトバンクやソネットというIT業者とが組んで、ネットバ   ンキングに乗り出してます。  ☆銀行の重心は間違いなくネットへ移動しつつあります。支店が身近にあるという   だけで銀行を選んでいたのが、自分にあったサービス、条件から銀行を選択する   必要がりありそうです。   ネット銀行を見た場合はそのサービス時間は365日、24時間またそのサービス   メニュは外貨預金に見られるようにグローバルになってきてます。    ご清聴ありがとうございます。    コメントはなんなりと hide@kyonet.com  までお待ちしてます。